いろんな言語をやってみたい? ⇒ 共通の基本をまずおさえるのが大事

プログラミングをやってみたいけどわからない?
聞いたことのある言語、あれもこれもやってみたい、どれがいいかなーなんて、夢ひろがりんぐ!

ゲーム作りたいけどどんな言語やればいい?
ちょろっとCやって、Javaも便利だやってみよう、Rubyも流行ってるよね、PHPもやってみたいね、iOSもやりたいから今ならSwift、Unityでゲーム作りたい、それならC#!!
とか夢ひろがりんぐ羨ましいです。

いやほんと。

漠然とした目標を持つのっていいと思います。
でもどの言語も基本の基本は結構共通しているもの。

いろいろな言語に興味をもって、あれもこれもとやってみるのもいいと思うけど、やっぱり言語1つできることって結構重要だと思うわけです。
なぜならそれを基本に比較しながら覚えていけるから。

このあたり人によっていろいろ考え方があるけどね。

どんな言語にも共通する基本構文

こんな記事を見つけたのでぜひとも学生さんには目を通していただきたい。
どんなプログラム言語でも覚える時にの共通習得仕様:15項目 | Tips of Rubbish
少しサーバーよりの記事かな?という印象があるので、この中でもさらに厳選して基本の基本、これが出来ないのに他の言語なんて・・・という項目に絞ってまずはそれをやってみなさい、と、抜き出してみます。
いろいろな言語に興味をもって夢ひろがりんぐは本当にいいことですが、下記の基本が身につかないままに他の言語もやってみようは危険です。
どの言語も1日あればだいたいおさえられる範囲な上に、1言語やってしまえば他の言語をさわってみても1時間程度で理解できる範囲です。たぶん。

Hello World!表示

そもそもどんな言語でも入門書を見たりネットの記事を見れば大抵はここから始まります。
ので、「世界一有名なプログラム」とも呼ばれているそうな・・・。
プログラムを始めるにあたって環境構築やらなんやら面倒な設定を終えてやっとスタートラインです。

for文

プログラミングの醍醐味とも言える魅力的な構文の1つが繰り返し処理を簡単にかけること。
1+2+3+4+5+6+…のような。
どの言語でもfor文の書き方は本当に似ているので、1つの言語で覚えてしまえばなんとなく他の言語でも読めるようになります。

if文

これもプログラミングの醍醐味。条件に合わせて処理を分岐させる。
たくさんあるプログラム内で一番よく使われているんじゃないかと。
条件の表示方法も本当にいろいろ用意されているので、まずは等しいかどうかからはじめて、if文の中に入る条件の書き方をいろいろ調べてみると、世界が広がります。

演算処理

基本的な加減乗除(+−✕÷)や余りなどプログラミングに計算はつきもの。
でも高校で習うような数学を完璧にマスターしておく必要なんてない、ちょろっと組み合わせればあとは機械が書いたとおりに計算してくれます。

文字列操作

学生向けに言うならば、就職活動をしていて試験で一番出題される部分が文字列操作なのではないかな?と感じています。(実際どうなのかわからないけど)
文字列の結合・検索・置換など基本的なものはしっかりおさえておくべきところです。
正規表現については、言語によるのですが、余裕が出てきたタイミングでいいかなと。
完璧マスターは厳しいですが、正規表現がなんなのか?基本的な置換や検索などは覚えておいて損はないです。

配列

配列は使い始めで少し躓いてしまう人も多いところなんじゃないかなと感じています。
ただ、1度形がわかればすぐに便利さに気づくはずです。
2次元配列・多次元配列・連想配列・・・と配列にも種類がいろいろありますが、基本的な考え方はだいたい同じ。
削除や挿入はやっておきましょう。

関数

せっかく書いたプログラムも、同じような処理をコピペでなんども書くなんて面倒(な上にださい)ことはしたくない。
関数で処理をぬき出す作業は重要です。
基本ではありますが、これが綺麗にできるようになることは初心者を脱出する第一歩といった感じです。(個人的に)

まとめ

基本構文として覚えておきたいものはまだまだたくさんありますが、基本の基本を書いてみました。
個人的におすすめなのは「型宣言」が必要な言語をはじめにすることです。
はじめてプログラミングの世界に足を踏み入れる時は言語選びでいろいろ迷うかと思いますが、どの言語でも基本の基本な構文は似たようなものです。
着ていく場所に合わせて洋服を選ぶのと同様に、言語も作りたいものに合わせて使い分けが必要になってきます。
いろいろな言語を使いこなせるプログラマーってかっこ良く見えますが、まずは1つの言語で基本を覚えてしまいましょう。